令和3年8月豪雨による災害発生のリスクが有る地域の皆様への情報提供

2020年の 人吉球磨の 水害の経験をもとに, 今回の豪雨で被災する可能性がある地域の皆さんに対してお知らせします.

【災害発生前・発生時】
・(もちろん安全な 避難施設に 移動することが基本ですが)やむを得なく自宅などで 待機せざるを得ない場合は 決して一階では就寝しないこと.: 僅か10分程度で 1階部分が床下から天井付近まで浸水したという 経験を聞いています. 深夜の就寝時にこのような事態になれば, 冷静かつ安全に避難することは 困難と思われます.
現金を手元に置くか安全な場所に置いておくこと.: 災害が広範囲にわたる場合, 近くのコンビニエンスストアが復旧した場合でも 通信障害により クレジットカードなどの 電子マネーが使用できないという 事態が発生していました.食料品や 日曜必需品などの 購入ができないと 被災直後の生活にとってかなりのダメージになります.
・ 靴やサンダルなどの外履きを 2階などの安全な場所に 移動させておく
・ 電子レンジや 電気ポットなどの 日常使う運びやすい小さな 家電は 2階に移動しておく,: 自家用車が浸水して使用できなくなり, 歩く以外の移動手段がなくなることを想定しておかねばなりません. 車の修理が出来たとしても かなりの日数が かかります.
・ 飲用水などの買い置きがあれば 安全な場所に移動しておく; 水害発生後に 1番不足するのは 水です. 飲用水はもちろん, 洗うための 水なども 可能であれば 確保しておいた方が良いです.

【 災害発生直後】
・ 電気のブレーカーを 落としておく:付近一帯が浸水した場合, 停電になります. 通電と同時に 電気がショートして 火災の 原因になることが考えられます. 進水後に ブレーカーを上げる場合は できるだけ 電気の専門業者さんに 安全性を確認してもらってから 通電する方が安全です.(そうできない場合も十分に漏電の危険性を認識する必要があります.)
・ 寝る場所 ,食べる場所, トイレなどを確保することが必要になります. 発生直後 一日から2日は トイレ以外は全て 2階などの 被害を受けていない 場所で済ませることになります.ほとんど物置代わりに使われている場合もあると思います ので, スペースを前もって確保しておいたほうがいいです.
・ 連絡は ショートメールや メールなどがよいでしょう:通信障害により 携帯電話などの通話ができにくい状態が 発生するようです. ショートメールなどは 比較的 連絡が取りやすいようです.

【 災害発生から1,2週間まで】
・ 浸水した 部屋の家具や建具を全て 外にだし, 処分したり 洗って清掃する等の 作業が必要になります. 畳や カーペットなどは ほぼ使用できませんので, 撤去した後の 仮設の床板が必要になります.
・ 1階の床下にたまった ドロが固まる前に 出してしまわないといけません. ボランティアの方などに 手伝って もらえるようであれば お願いした方が いいです. 間に合わないようであれば, その後の 修繕工事の際に 工事業者さんに 合わせて施工してもらえるように 依頼することになります.
・ 消毒のために 床下に消石灰をまくことは ほとんど意味がないだけでなく 人体にとって 極めて危険なことでもありますので しないようにしましょう. 消毒のためには「 オスバンS」を 100倍から200倍に希釈して 噴射することが有効です.

【 1ヶ月後まで】
・各自治体で 罹災証明の発行手続きなどが始まっていると思います. 面的に被害を受けている場合は, 被災調査なしに 一律に 証明書を発行してもらえる場合があります. その後の さまざまな 生活再建のために 罹災証明書はなくてはならないものですので, 必ず申請するように しましょう.
・さまざまな 建築関係団体や 弁護士会・ 司法書士会による 無料の 被災者相談の 窓口が設けられます. 災害発生後は数ヶ月から1年ほどの間 住家の修理業者 が不足し 手配が極めて困難な状態になります. 子のうような場合も相談窓口で 修理業者の 紹介をしてもらえる場合がありますので, 利用するようにしましょう.( 大抵は ボランティアで行っていますので無料で 利用できるはずです)
・ 住家の応急修理の受付が始まります.( 応急仮設住宅が利用できない場合があります)
・ 住家の公費解体の申請が始まります.

【 参考となる生活再建の資料】(写真参照)
下記のタイトルをクリックいただければ、ウェブからダウンロードも可能です.
・「 水害にあった時に」( 日本財団発行)
・「 豪雨における被災住宅の復旧方法」( 岡山県土木部都市局建築指導課, 岡山県建築士事務所協会)
・「 災害復興住宅融資のお知らせ」( 住宅金融支援機構)

【 被災地以外の 方へ】
・ 災害発生後に 被災地に入るのはボランティアや 行政,学会などの被害調査, 被災した知り合いの応援など ちゃんとした目的がある方だけにするべきです.災害発生直後は 復旧作業のための 車や人でごった返します. 道も 住家から搬出された 家具などで 半分ぐらい潰れたりします. 支援するような目的も持たずに 見るだけが 目的で被災地に入ることはじゃまになるだけで, 被災された方々や 復旧に携わる方にとっては ただ迷惑なだけです.

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