CSR活動に対する代表者の思い
会社は、人が集合した組織としての利益や構成する人それぞれの個別の利益を追求するという「利益追求組織」である一方で、国家や社会の利益になるために法的な制度として認定され、活動を許されているという「公器」としての側面もあります。
古い時代では、「利益追求組織」としての側面が強すぎたために、さまざまな問題、例えば公害や汚職などの不祥事事件、経済的犯罪、職場差別などが生じてきました。
最近では、公器としての側面が強く意識されるようになり、さまざまな地域貢献活動や青少年育成のためのCSR活動が行われています。
CSR活動に要する経費や労力は会社の利益追求に反するように考える人もいるでしょう。
私は、このようなCSR活動は会社組織の社会的な存在理由を強化し、社会が会社を支えてくれる基盤を作ることにつながり、会社の利益追求とも相反しないと考えています。
弊社でも、限られた経済的、時間的な資源ではありますが、会社や社員が社会から与えていただいたものをできる限りこのようなCSR活動に還元したいと考えています。
また、私が所属するロータリークラブでは「職業奉仕」という言葉が大きな活動の柱の一つになっています。
いろいろな解釈があるようですが、私はこの言葉を、「依頼していただき引き受けさせていただいた仕事を頑張って遂行し、少しでも価値あるものにして提供することにより、依頼者、ひいては社会に貢献することになる」という意味であり、決して利潤を得ることを否定する考えではないと解釈しています。
「CSR活動」は「職業奉仕」とともに会社や組織の存在意義の両輪をなすものであり、このことなしに継続的な会社経営、組織運営はあり得ません。
これからも、地道ながらも着実に一つずつCSR活動を実践していきたいと考えておりますので、弊社にかかわる皆様のご理解、ご協力を併せてお願いいたします。
建築技術者としての活動
- 熊本地震における応急危険度判定
- 〃 罹災証明調査
- 〃 一般建築物被災調査
- 〃 建築相談
建築士事務所協会での活動
JIA(日本建築家協会)での活動
子どもたちの生活環境づくり
- 菊池天使園への支援
オーブンレンジ,冷蔵庫,パソコンなどの寄贈
木下サーカスへの公演招待
ロータリークラブでの活動
- 児童育成クラブへの図書寄贈
- 花いっぱい運動